日本の国立の組織、ニッポンの現在地

今の職場は、正職員は2名だけで男性だし、会議イベントに出ていたお偉いさんたちも男性だけ。

Regional managerたちはみんな女性だし、他のアジアの招聘者の人たちは女性も多いけど、日本人は男性しかいなくて、女性は契約社員と派遣社員のみ。

それが日本の国立組織の現在地。

 

イベント出席者の中で、このことに気付いて問題意識を持っている人はいるんだろうか?

日本人側で前に立った女性、1人もいないんだよ?

ヒジャブを付けた女性が数人いるなか、日本人女性はゼロだよ?

 

多分日本人(男性)は、他のアジア諸国より日本は優れていると、まだ思っている。

だけど、わたしが見ているアジアは全然違っていて、日本は本当に遅れている。

てか、代表者に女性が1人もいないんだよ?

恥ずかしくないの?

 

今回のグラミー賞では、女性の受賞が多かったそう。

 

そういえば、ヤフーニュースで見かけた「不適切にもほどがある!」に関しての記事で、アメリカの「バービー」は男女の分断がテーマだったが「不適切…」に見る日本は世代間の分断がテーマということだ書いていて、いやいやいや、と思った。

日本では、男女の分断を表立ってなんか出せないんだよ。

作ってるのも男性、書いているのも男性。

女性が声を上げられるような状態ではないんだよ。

だって少数派だよ?

 

実力がないから女性幹部が少ないんだ、とか、無理矢理能力のない女性を役職に当てても意味ない、とか、まぁ、今まで男性優位だったことを棚に上げてオジサンたちがのさばっているうちは、どうにもならないんだろうな。

そんなことを言っているうちに、アジア諸国に遅れをとっているのに、気付いてない、まぁ幸せな国だよね。

家父長制バンザイ、男尊女卑ノスタルジー、最近はコンプラとかうるさくて生きにくいよね、女が感情的にキーキー言ってうるさいよね、と、ミソジニーを拗らせてる。

それが日本の現在地。

 

医療関係なんてさ。

試験の点数だけは公平で男女差別とは無関係だと思っていたら、まさかの医学部減点問題が出て、もう何も信用できなくなったからね。

医療関係の上層部に男性しかいないことに、なんの正当性も信用性もなくなった。

単純に、排除してきただけ。

 

さて、この現在地からどこへ行くんでしょう?