また気分が揺らぐ。
何かを選択するたびに、それが正解だったんだろうかと悩む。
何かを選ぶということは、選ばなかったほうの可能性を潰すということだ。
決して、衝動的に出した答えではない。
考えた上での決断だ。
それでも、「それで合っていたんだろうか」と思う。
とかく、「何かを断る」ということが苦手だ。
軽く考えられない。
とはいえ、もう出してしまった結論を変えることはできない。
正しくても正しくなくても、もう前に進むしかない。
切り捨てたほうの選択肢がチャンスだったかというと、長い目で見たら違うと思う。
むしろ、それでは長続きしないな、と思って切り捨てることにした。
だけどなぜが後味が悪い。
それはギリギリで選択したからなんだけど。
「何となく」は合っていると言う。
多分、直感は正しい。
それでもふと自信が持てなくなる。
だけど、もうわたしは片方の道を歩き始めている。
切り捨てたほうの道には、もう進めない。
それは、その道は自分の進むべき道ではなかったということ。
それを信じて、今は前に進むしかない。