数年前のある日、カメラの充電電池がどこかへ行ってしまった。
探しても見つからなくて、どこか外で落としてしまったんだろうかとか、いや、そんなことないはずとか、ぐるぐると探したり忘れたりを繰り返していた。
そして１年くらい前、電池買おう、と思ってヨドバシに行ったら、なんと、「その型はもう置いてないです」と言われた。
あー、じゃあもうカメラを買い替えるしかないのね、と思ったものの、それならもっと本格的なカメラが欲しいよね、いや、それは今の優先順位からしたら違うよね、とかまたぐるぐる考えて、そのまま放置。
ずっと本体を捨てられずにいた。
なんというか、諦めきれないです、みたいな。
電池がないだけで動かないカメラ。
使えないカメラ。
そして今日。
いい加減いろいろ溜まったものを処分する必要があるな、と思って、本を置いてある一角を整理していたら。
なんと、電池が出てきた。
隙間に落ちてた。
無事に充電器も接続コードも見つかり、復活。
わたしの捨てられない症候群も、侮れない。
メモリーカードの写真を見てみたら、２０１４年が最後だった。
４年間も行方不明だったということ。
そして改めて自分の撮った写真を見ながら、やっぱりいいな・・・と思ったのでした。
カメラ復活。
掃除するといいことあるって、本当ですね。
