これ、意外とできてない。
一番好きなものを選んでいいはずなのに、決心する前に、大脳新皮質があれこれと言い始めるから、わからなくなる。
それはちょっと高いんじゃないの、そんな贅沢をしても大丈夫なの、それはアナタには不相応なんじゃないの、それよりこっちのほうがお手頃だよ・・・・
そして結局、一番好きなものではないものを選んでしまう。
わたしは結構そういうことが多かった。
そもそも自分に選択権があると思わずに育った。
中学までは公立に行くのが当たり前だったし、高校も進学校に行くことを許されなかったし、結局大学に行くことになっても、地元を出られないから一択だった。
なんかずっと我慢を強いられていたら、一番を選べない人になってた。
急に選択肢を与えられても、何を選べばいいのかわからない。
だけどもうそんな我慢はしなくていい。
自分で一番を選べばいい。
たくさん並んだケーキの中から、迷わず大好きなイチゴとピスタチオを選べばいい。
ちょっとしか違わないんだから、値段なんか見なくていい。
好きなものを選んで生きる。
シンプルに、素直に。