初出勤

この気持ちをどこに書き留めればいいのかわからないのでここに書くんだけど。

初出勤の今日、具体的な給料が契約書とともに提示された。

 

やっと。

本当にやっと、昇給した。

 

 

過去にも契約社員になったことがあった。

東京であるにも関わらず、働き始めて10年以上になるにも関わらず、そこまでの給料が提示されない割には「これだけ払ってあげているのよ」という雰囲気を出されていたので、なんだか腑に落ちない気持ちをずっと持っていた。

全然進歩していない、わたしの経験も実績も熱意も、別にこれと言って価値を持たない、そう言われているような気がして、それまで積み上げて来たものがペラペラの紙切れのように扱われている気分だった。

 

少し前に書いた、周りの人から受ける評価が実態と合っていないような気分になるということの理由の一つが、給料がちっとも上がらないということとも関連していた。

わたしの理屈では、もしわたしがみんなが言うような能力を持っているなら、もっと収入に反映しているはずだし、ちゃんとそこが連動しているはずだった。

だけど実際にはずっと横ばい状態、むしろ落とさないようにするのに必死だった。

 

 

それが。

急に上がった。

 

募集の時点では幅があるためにはっきりとした金額がわからなかった。

最低金額を見て、まぁアリだよね、くらいで応募して、採用されてからもう一回金額を確認して、年齢と実績によって決まるのか・・じゃあ最初に思ったよりは高いかも、くらいに思っていた。

 

その結果、思ったより高かった。

もう、ありがたすぎる。

 

しかも、さらっと高い。

前の会社のとき、そんなに高いと思えないのに恩着せがましく「こんなに特別に出しているのよ」と言われていたので、こんなにさらっと出してくれるのが異次元感満載。

 

 

ここに来て初めて、「あなたの今までの経験・実績・能力を評価します」と言われたような気がした。

ありがたすぎる。

学食もあるし、もうヒデキ、カンゲキ。

 

 

今日は後半、バタバタと忙しくなり、なんとなく業務が見えてきた感じもあり、ちょっとした充足感とともに初日を終えた。

よし。

どんどん拡張するぞ。

 

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