ドラマの「シジュウカラ」を見ていた。
それは「見守っていた」という感じかもしれない。
動画サイトが更新されると真っ先に見てしまうくらい。
最終回がどうなるのか気になってはいたけど、そんなに期待していないつもりだった。
前にも書いたけど、ドラマはハッピーエンドで終わってほしい。
だけど、そう期待しても、そうなるとは限らない。
だから期待し過ぎないように、自分をセーブしてたりする。
傷つかないための自己防衛?なんだろうけど。
そして最後の最後、無事にハッピーエンドになって終わる間際のこと。
「この物語はフィクションですがその恋は実在します」と流れて、思わず10秒戻って二度見してしまった。
結構ドラマ自体が細かいところを表現(時には敢えてデフォルメ気味に)していたけど、この最後の字幕にまで入れてくるとは予想してなくて、本気でびっくりした。
「このドラマはフィクションです」で終わらないことには意味がある。
それはこの物語がどこかと地続きで、どこかに同じようなことが存在していて、誰かの体験や感覚とつながっているということを表している。
そんな最後の字幕が心に響いた。
その前に流れていた「Blackbird」もよかった。