このドラマはフィクションですが

ドラマの「シジュウカラ」を見ていた。

それは「見守っていた」という感じかもしれない。

動画サイトが更新されると真っ先に見てしまうくらい。

最終回がどうなるのか気になってはいたけど、そんなに期待していないつもりだった。

 

前にも書いたけど、ドラマはハッピーエンドで終わってほしい。

だけど、そう期待しても、そうなるとは限らない。

だから期待し過ぎないように、自分をセーブしてたりする。

傷つかないための自己防衛?なんだろうけど。

 

そして最後の最後、無事にハッピーエンドになって終わる間際のこと。

 

「この物語はフィクションですがその恋は実在します」と流れて、思わず10秒戻って二度見してしまった。

結構ドラマ自体が細かいところを表現(時には敢えてデフォルメ気味に)していたけど、この最後の字幕にまで入れてくるとは予想してなくて、本気でびっくりした。

 

「このドラマはフィクションです」で終わらないことには意味がある。

それはこの物語がどこかと地続きで、どこかに同じようなことが存在していて、誰かの体験や感覚とつながっているということを表している。

 

そんな最後の字幕が心に響いた。

その前に流れていた「Blackbird」もよかった。

f:id:rock_azure:20220326030527j:image