お昼ご飯を食べてゆるゆるしていたら、ピンポーンと鳴った。
ん?と思って返事をすると、荷物だと言う。
また、ん?と思ってドアを開けたんだけど、身に覚えがなくて、「違うと思いますけど・・・」って言ってしまった。
いや、と、伝票を見せられて、そこでやっと気づいた。
そこには兄夫婦の名前が。
先日、トイレットペーパーはある?と聞かれたので、エコタイプを買ってるから大丈夫よー、と返事をしていたんだけど。
食料品を送ってくれた。
「ロックダウンに備えて」って。
ありがたい。
本当にありがたい。
もう親がいないわたしにとっては、兄夫婦が親みたいになってる。
どこかで気にかけてくれている人。
帰省すると喜んでくれる人。
その気持ちを受け取って、やっぱりわたしはこうやって支えられて生きているんだな・・・としみじみ思った。
政府がポンコツだとか、国が頼りないだとか、思うところはあるけれど、それとは別の部分で生活は回っていて、日々支えてくれている人はどこかにいて、何かあれば手を差し伸べてくれる。
ないものにフォーカスするのではなく、あるものにフォーカスするのは大事だな、と思い、少し反省したのでした。
そのあとは、自宅待機で運動不足に陥っているので、少しでも解消のために散歩に出かけた。
ポカポカの陽気の中、桜の花吹雪を見たり、ケヤキの小さな新芽を見たり、生垣の赤い葉っぱを見たり、どんどんと回っていく自然の世界を感じながら歩いた。
久しぶりだからなのか、ちょっと疲れたけど。
何年か前は、玉川上水を走っていたんだけどな・・・
まだそんな元気があるのか、ちょっと自信がない。
そろそろ再開しようかな・・・