静かな社会運動

みなさん、お元気でしょうか。

最近は感染者数がアジア圏でのトップに食い込んできているようですが。

死者数もいつの間にか1.5万人を超えていたんですね。

少し前から「感染したら死ぬかもしれない」という様相になってきて、いよいよ日本も来るところまで来たな、と思ったのですが。

もう「自衛」ができない人から脱落していく、もう近代国家でも先進国でもないような国に成り果てましたね。

 

とりあえず踏ん張って、ここを切り抜けるしかないなと思っています。

 

とはいえ、リーダーを選ぶことの大切さが可視化された今、わたしたちの責任も問われていると思います。

ここまで若者をないがしろにしたり、後回しにした上に悪者にする風潮も、そういうリーダーを結果的に選んでしまったわたしたちの責任です。

メディアも酷いですけどね、迎合しすぎて。

それはもう、あのオリンピック騒動に顕著に表れていましたけど。

 

ということで、2回目のワクチン接種を無事に終えました。

副反応もそれほど酷くなかったので一安心です。

あとは抗体ができるのを信じつつ様子を見る感じでしょうか。

それも、職場が接種会場になるという環境に恵まれていたからスムーズにできたわけなので、自分がどんな環境にいるかでいろんな前提が違ってくるんだなぁと思います。

接種したくても予約ができない人も多いなか、自分のことだけでなく全体を見て動くことが今は必要で、ある意味それが周りに対する「思いやり」なのではないかと思ったりします。

それは少し前に横行していた「自粛警察」や「同調圧力」ではなく、自分の行動がどれだけ誰かの役に立つのかということに意識を向けることで、そこから自発的に「自分にできること」を細々とやっていくことなのかな、と思います。

大きな社会運動を起こしたり、誰かの行動を非難したりすることではなく、「静かな善行」を行うことが、じわじわと誰かの役に立つのではないか、それは実は「控えめな社会運動」なんじゃないか、なんて思ったりします。

 

それは「ちゃんとリーダーを選ぶ」といったことにも言えるかもしれませんね。

利己的ではないリーダーを選ぶことは本当に大事なことなんだと、今回のことで分かったと思います。

 

その学びを次の機会にちゃんと繋げていけるか、行動に移せるかどうかというのが問われていると思います。

 

内田樹さんが著書の中で若者(中高生)に対して「こんな社会にしてしまったことをまず謝りたい」ということを書いていましたが、本当に同感です。

ここまでの腐敗を許してしまったのは、上の世代の責任です。

それをちゃんと受け止めて、少しでも若者が希望を持てる社会に変えていかなければと思います。

 

とりあえずわたしとしては、「善き行い」を日々意識して、自分の行動を選択していこうと思います。

 

ということで、写真はいつものマウナケアです。

月の光にも負けずに星が輝いているのがとても印象的でした。

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