動物には「意識」はあっても「思考」はないのかもしれない。
だから、基本的には「本能」で動いている。
直感が鋭いということは、「本能的」でもあると思う。
思考よりも直感で動くとき、それは「野生的」なのかもしれない。
そういう意味で言うと、わたしはもともと野生的だと思う。
野生的というのは、ちょっと危険な香りがする。
動物でも、野生の動物は危険だ。
わたしが虎とかフクロウとかが好きなのも、真っ直ぐな鋭い目でじっと観察し、何か察知して必要があれば攻撃し、そうでないときはダラっとしてたりボーっとしてたりする、そういう姿に魅力を感じるからだと思う。
野生的なのに、カワイイ。
むしろ、野生的だからこそ、カワイイ。
わたしも野生の動物に似ているのかもしれない。
様子を伺ってじっと観察し、何か不快なものを感じたら攻撃し、安心できる相手にだけ素になる。
もしかしたら、野生的であることは、生き物として重要な部分で、それゆえに魅力的なのかもしれない。