最後まで闘った人だけが見る風景

「闘う」という言葉は、時に「強者」の理論に使われがちだ。

弱者はその「闘う力」を与えられていない場合もある。

わたしはいろんな場面で「弱者」を感じるけれど、ある場面では「強者」であり、時に「持たざる者」であり、時に「持てる者」である。

 

さっきイチローの記事を読みながら思った。

いくら「持てる者」であっても、途中で投げ出していたら結果は出ない。

もしイチローがどこかで諦めていたら、今のイチローはない。

 

そういう意味で、彼は最後まで闘ったということになる。

多分、その闘いはまだ続いているんだろうけど。

 

「天才」とは、最後まで諦めなかった人だ。

才能を無駄にせず、磨き続け、どこかに到達することを信じて進んだ人だ。

 

わたしが持っているものとは。

それは「感性」であり、「直感」だ。

その直感が、ときどき「こっち!」と言うことがある。

それを信じずに他人の意見に左右されると、大概うまくいかず、後になって「あー、あのときこっちだと思ったのにな」と後悔する。

 

小さなことであっても、その後悔の積み重ねで、自信をなくしていく。

だから、わたしは自分の直感を信じて、最後まで諦めずに目指す必要がある。

 

今日は、本当に小さなことで、「自分の直感に従ってよかった」と思うことがあった。

考える時間に制限があるときほど、直感がものをいう。

その咄嗟の判断が良い方向に進んだとき、ちょっとだけ、自分を信じれる気がする。

 

だから。

わたしは直感に従う。

従うことに、決めた。

 

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写真は定番の、マウナケアby国立天文台。