若者を見捨てない

最近ずっと思っていること。

自分だけのことを考えたら、国外に行ったほうが絶対稼げるし、国によっては家父長制や女性蔑視からある程度は解放されて、ずっと生きやすくなるだろうと思う。

今や日本は相変わらず低賃金重労働なのに物価だけじわじわ上がっていく貧しい国になり果てている。

「未来ある優秀な女性なら、海外に行ったほうがいい」と本気で思う。

 

だけど。

なぜか自分のこととなると、国外に移住したいとそこまで本気で考えられない。

それは多分、国外逃亡できない若者たちを見捨てたくないからなのかな、と思う。

 

このまま何もせず逃亡していいのか。

今まで、世間に抗う姿勢を貫いてきたつもりだったけど、具体的に何か変化が起こせたかというと、何もできてないような、ともすると、結局は世間に迎合してしまっていたんじゃないか、とさえ思えてくる。

 

このままでは終われない。

そんな焦燥感が、ずっと心の片隅にある。

 

わたしは若者を見捨てない。

そういう人間であり続けたい。

 

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写真は照らされるマウナケアby国立天文台