今週はお弁当を作る気力がなくて、連日学食で食べているんだけど、今日は一段と賑やかだった。
マスクを外したまま大きな声で盛り上がってて、20代の感染者数が多いのは、こういうところと関係があるんだろうな、と思った。
別に責めるつもりはないけど、その程度の認識なんだろうと。
特に危機感はないのかもしれない。
大学に進学するなんて、ましてや国立大学に来るなんて、相当意識高いに違いない、なんていうのはただの幻想で、社会問題に意識を向けることとお勉強ができることは必ずしも一致しない。
とはいえ、このコロナ禍で自由を奪われ、リアルな体験が制限され、しかもそれをコントロールする側の人間はバブルを謳歌した世代だったりするんだから、素直に従えとか意味がわからない領域なんだけど。
いや、今の若者世代にはそんな感覚はなくて、そのギャップなんか実感なさすぎて伝わらないんじゃないかと思う。
ある意味、その実態を伴わない現象が形成され、何もつかめないまま崩壊するのを見守るしかなかったわたしの世代こそが、リアルに憤りを感じるのかもしれない。
若者が何を感じ、何を目指していくのかということこそが、未来を左右するとわたしは思う。
その一つ一つが、社会を変えていく。
だからこそ、わたしは若者に期待するし、若者を応援している。
ずっと学生に関わっていたいと思う理由は、そこにある。
写真は、昨日のお昼休みの一コマ。
梅雨の合間の、降り注ぐ陽射し。